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2013年05月31日(金) 

九段下の総務省関東総合通信局・・・(むむ。。部局は違いますけどお世話になっているところです(^^;;)と関東ICT推進NPO連絡協議会による、「ICT地域連携フォーラムin東京2013「首都直下地震発生時の被災地における情報流通の在り方について」~被災地では、ローカル情報があなたを守る!~」 というなんともタイムリーなシンポジウムがあったので早速行って参りました。

ちょうどFMでお世話になっているFM桐生の小保方さん、地域SNSの親分和崎さんがパネリストで出られるということでもありましたし、基調講演をされる株式会社危機管理教育研究所 代表 国崎 信江氏による「首都直下地震への対応について」 のお話もとても聞きたかったのでかなり楽しみでもありました。

講演では阪神淡路大震災、東日本大震災と、大きな震災を立て続けに経験し、今後予想される首都直下地震などを考えたときに、その恐ろしさと影響の大きさに、改めて愕然としてしまいました。

 

首都直下地震が起こると・・

揺れのあとの火災、火災旋風による延焼、消防、役所、病院、その他行政機関などの被災により救助の遅れ、緊急車両が通れない。。東日本の震災のときに、参集に7時間くらいかかっていたとすると、非常用電源は72時間ほどしかもたない。その間に電源は復旧できるか。避難所のキャパはどのくらいあるのか、被災地の犯罪をどう防ぐのか。。そうえいば、東日本大震災のときに、色々と考えた。それを教訓として対処ができているのだろうか。。山武の各避難所は各々どのくらいのキャパシティがあって、どんな設備があり、誰が備蓄倉庫などを開けられるか。

これをしっかりと情報として作成しておく必要があります。(SNSの避難所マップ、なんとかもう少しバージョンアップさせたいです)

 

国崎氏が何度もゆっくり伝えられたセリフがこれだ。

「体重の4倍以上の荷重が胸部にかかると、10分以内に救助されないと命を落とす」

 

近くに揺れて倒れて荷重がかかりそうなものはないのか。

ブロック塀、自動販売機。。ちなみにブロック1個が20kgでブロック塀となるとなんと1tを超える重量がある。これが倒れて万が一下敷きになると助からない。圧死してしまうということです。

自動販売機は250kgから重いものは800kg。これが倒れてきたら?

災害時には救急車はすぐにはなかなか来ない。災害時の医療体制はどうなっているのか?

どこに救護所が設置されるのか? これは避難所がいくつかあるなかで、救護所としての機能を果たせる場所をあらかじめ決めておくということ。これをやっていない地域防災計画が多すぎると国崎氏は指摘されていました。

震災時、なんらかの怪我をしたり病に倒れたり・・しかし病院も安全ではない。病院のベッドや新生児がいるベッドが大きな揺れに襲われたら? 首も座らない乳児はひとたまりもない。

 

3日間は自力で乗り切る体制づくりが必要、とよく言われるが、公の施設や病院、給食施設の体制は大丈夫か。

熱源、水、調理者は? 非常時に調理ができる人材をあらかじめ登録しておくとか。。調理師免許がある人が非常時に病院などでの給食の調理ができるように、非常時に動ける人を登録しておいてもらうということも良いなと思いました。

 

帰宅困難。。これは必ず起こります。3.11でもそうでした。

いつ帰宅してもよいか、企業ではガイドラインを3.11後に作った会社もあります。

基本は、

●地震や津波などの二次被害が落ち着く

●道路の警戒がなされる(国交省、自衛隊などによる)

●交通の応急対策がなされる(迂回、代替手段など)

●帰宅者支援がなされる(情報、休憩所、物資など)

 

公共のバスに緊急地震速報を受け取れる設備があるか。。

 

お話を伺いながら、これは何度も何度も、地域防災計画を作って、シミュレーションして、足りないものを洗い出して。。と何度もやって、やりすぎることは無いんだなと思いました。

地域の自主防災組織、誰が何をどうする? どこに逃げる? 避難所までの誘導は? 要援護者は?

 

課題はいっぱいあるなと、国崎氏のお話を聞きながら、自分のところの自治会はどうだ?と改めて考え直しました。国崎氏は、写真も動画もNOでしたので、なんとかかんとかメモを取り続けておりました。(^^;;

 

このあとは事例発表と成果報告。

【事例発表】

<事例発表1>「大規模災害時の通信の確保について」

株式会社NTTドコモ 災害対策室 室長 山下 武志

 

Docomoのしくみ。基地局がありその上に交換機があり、基地局間の接続が確立されて、ようやく相手と繋がる。東日本大震災のときは、光ファイバー回線が切断され、基地局設備自体が津波で流され、4900局が使用不可能になりました。発災当時は、バッテリーがあるのでしばらくは繋がる。しかし停電が長引くと基地局、交換機ともに稼働せず、停電による不通が携帯がつながらない理由の8割となるそうです。いかに早期に電源の回復と伝送経路を確保できるか。。災害に備えて、携帯電話各社は、このあたりの対策を準備しているそうです。

 

<事例発表2>「ネオポスターの可能性について」

東北大学 未来科学技術共同研究センター 准教授 青木 輝勝

14時40分 【成果報告】

平成24年度防災調査研究成果報告「首都直下地震発生時の被災地における情報流通の在り方について」

関東ICT推進NPO連絡協議会 幹事会 調査研究分科会

座長 丸山 高弘(NPO法人地域資料デジタル化研究会 副理事長)

 

仙台で被災された先生の3.11の当時のお話。乳幼児がいる先生は、紙おむつなどの入手がかなり困難。ガスの復旧も1ヶ月かかった。電気のない大変さを実感。ネオポスターという仕組み、非常におもしろい。

http://www.neoposter.net/pages/howto.html

スマートフォンなどでアプリをダウンロードし、いわば2次元バーコードで読み取ると、そのバーコードに入力されてある情報を閲覧することができますが、このネオポスターはそれと同じように、携帯でネオポスターアプリでそのポスターなどの映像を撮ると、そこにインプットされてある情報が携帯で見ることができる。道の駅のポップやポスターに使えそうな感じ。(^^)

ここでのポイントは「平時と有事、同じシステムが使えること」

いつも使っているしくみで有事にみんなで情報を共有。

これは実はとても大事なことなんですよね。

 

パネルディスカッションもおもしろかったです。

【パネルディスカッション】

「被災者は、いかにローカル情報を入手して身の安全を確保するか」

 ≪2次災害に巻き込まれないために≫

 

<コーディネーター>

大妻女子大学 大学院 人間文化研究科 人間関係学部 教授 干川 剛史

 

<パネリスト>

インフォミーム株式会社 代表取締役 和﨑 宏

福島県浪江町 伊藤 まり

株式会社FM桐生、NPO法人桐生地域情報ネットワーク 理事 小保方 貴之

社会福祉法人調布市社会福祉協議会 地域福祉推進課 副主幹 嵐 祐子

 

 

情報はたくさん発信されます。それを取捨選択して、とにかく発信する側は、できる人がやる。ひとりひとりから発信される情報はとても大切。どこの道路が陥没していた、どこどこの壁が崩れていた、など情報団が活躍する。

福島の浪江町から横浜で避難生活を送られている伊藤さん、実は一時期山武市にもいらっしゃったそうです。見つけられなくて、サポートできなくてごめんなさい、とご本人とお話させていただきました。

浪江町では、請戸小学校というところで、地震があったときに、漁師さんたちが津波が来るからすぐに高台に避難しなさい、と回ってくれた。このおかげで請戸小学校の生徒は誰も被害に遭わなかった。行政が間に合わないなら、できる人が伝える。。それを強く感じました。待っていてはだめ。各々が動けるようにしておかなければ。それには日常なんですね。日頃から使っていないと情報弱者になってしまう。

桐生FMの小保方さんは、ラジオの役割。。情報を集める力が必要。その中から信頼できる情報をいち早く見つけてとにかく発災時はひたすら情報を流す。コミュ二ティFMは日常からリスナーとの信頼関係があって、非常時にみんな情報を提供してくれる。

 

和崎さんの提言・・情報団によるネットワーク連携効果。地域との繋がりを持っておくことが大切。

これは和崎さんの情報団に関するお話をしっかり聞いていただいたほうが良いかな、と思いますが、地域SNSに参加できている人たちはみんな情報団であると思います。非常時に、情報弱者の人たちを助けて、必要な情報をみんなで収集する。

 

色々と考えさせられたICTフォーラムでした。。

 

 


閲覧数2,847 カテゴリ日記 コメント5 投稿日時2013/05/31 18:59
公開範囲外部公開
コメント(5)
時系列表示返信表示日付順
  • 2013/06/01 15:02
    はぜさん
    3日間は自力で 水・ガスボンベ・灯油・米と言われました 水のストックってなかなか量とか置き場所とか考えてしまいます 昔母親が夜やかんに必ず水を入れていたなぁと思い出しました 今日から常に入れて置く様に心掛けよう
    次項有
  • 2013/06/01 16:45
    > はぜさん

    水道水の賞味期限は3日間と言われていますが、保管状況によれば一ヶ月くらいは問題ないというケースもあるようです。
    できるだけ小さめのボトルでローテーションさせて常時保管という方法もありそうですね。
    ミネラルウォーターの期限は、ペットボトルで2年間、缶から3年間だそうです。あまりに長いと期限を忘れてしまうということもありそうなので注意が必要かな。
    とにかく、災害時にはしばらく水は入手できないものと考えて準備をしておきましょう。
    次項有
  • 2013/06/02 01:31
    鉛筆紫の上さん
    > こたつねこさん
    > はぜさん
    私も水はペットボトルをケースで備蓄しています。時々ローテーションで使ってまた新しいのと入れ替える。食糧などは時々食べてしまってまた新しくする。期限を決めてやっておくと良いですよね。マジックで購入日を書いておくとよいですよ。あとお風呂は、夜中は時々捨てずに置いておくようになりました。まあ洗濯でも使えますしね。
    次項有
  • 2013/06/02 01:33
    鉛筆紫の上さん
    あと、有資格者の登録。。
    チェーンソーの有資格者、調理師、薬剤師、看護師、電気工事関係、などなど、こういう有資格者情報を非常時のために登録性にしておく・・なんてできないのかな、と思いました。個人情報がどうこうありそうですけど、クリアできるのではないかなとも思います。
    次項有
  • 2013/06/02 05:04
    > 紫の上さん
    > あと、有資格者の登録。

    看護師さんだけは、たしか小学校区単位で自治会も把握しているようですが、それ以外の資格についてはまったくわかりません。
    いざというときに頼れるご近所スキルの把握、確かに重要ですね。
    次項有
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